2018年生まれは今年何歳?|令和直前とAI社会前夜に生まれた世代
2018年生まれ。この世代をひとことで言うなら—— 「令和直前、そしてAI・データ社会の本格化の直前に生まれた世代」です。
2018年は、平成の終わりが見え始めた年でした。世界では米中対立が激化し、デジタル社会が完成し、AI革命が現実化し始めていた時期でもあります。社会全体が「次の時代へ移行する直前」の助走をしていたタイミングです。
2018年生まれ世代の定義と時代背景
2018年の日本は、安倍晋三政権の長期政権が続く安定期にありました。経済指標を見ると、名目GDPは約556兆円、失業率は2.4%と26年ぶりの低水準。日経平均株価は年末に約20,014円となり、企業の人手不足が大きな問題になるほど、労働市場は逼迫していました。
しかし社会の深い部分では別の変化が起きていました。2018年の出生数は91万8397人。これは統計開始(1899年)以来の最低水準です。
1973年には約209万人だった出生数は、2018年には約91万人まで減少。つまり2018年世代は人口減少社会の中心に生まれた世代でもあります。学校制度、労働市場、社会保障など、日本の制度の多くがこの人口構造を前提に再設計されていきます。
日本を象徴する出来事TOP3(2018年)
第1位:西日本豪雨(平成最大級の水害)
2018年7月、西日本豪雨が発生しました。死者は263人。平成で最も被害の大きい水害の一つとなりました。
岡山県倉敷市、広島県、愛媛県など広範囲に被害が広がり、場所によっては降水量が1000mmを超える記録的な雨となりました。この災害をきっかけに、日本社会では気候変動への警戒が強まり、防災政策の見直しが進みます。
避難情報の改善、ハザードマップの普及、気象庁の警戒レベル制度など、現在の防災体制の多くがこの時期に整備されました。
第2位:働き方改革関連法成立
2018年6月、働き方改革関連法が成立しました。日本の長時間労働を見直す大規模な制度改革です。
主な内容は、残業時間の上限規制、同一労働同一賃金、有給休暇取得の義務化など。背景には、長年続いてきた日本の長時間労働文化と過労死問題があります。
2018年生まれの世代が社会に出る頃、日本の働き方は今より大きく変わっている可能性があります。
第3位:大阪北部地震
2018年6月、大阪府北部で震度6弱の地震が発生しました。都市部直下型地震として注目され、死者6人という被害が出ました。
特に社会問題となったのが学校のブロック塀倒壊事故です。この事故をきっかけに全国で学校施設の安全点検や老朽インフラの調査が進められました。
世界を象徴する出来事TOP3(2018年)
第1位:米中貿易戦争
2018年、世界経済で最大のニュースとなったのが米中貿易戦争です。アメリカのトランプ政権が中国製品に高関税を課し、中国も報復関税を実施しました。
対象となった中国製品は約2500億ドル分。この対立の本質は単なる貿易問題ではなく、AI・半導体・5Gなど未来産業を巡る技術覇権争いでした。
第2位:GDPR施行(データ権利の時代)
2018年、EUでGDPR(一般データ保護規則)が施行されました。これは世界でも最も厳しい個人情報保護法の一つとされています。
企業には個人データ管理の厳格な義務が課され、違反した場合は最大で売上の4%という巨額の罰金が科されます。これによりIT企業のデータ管理体制は世界規模で見直されました。
第3位:IT企業の巨大化
2018年、世界の時価総額ランキングの上位にはApple、Amazon、Microsoft、AlphabetなどIT企業が並びました。
特にAppleは史上初めて時価総額1兆ドルを突破。IT企業が世界経済の中心になった象徴的な年でした。
2018年生まれは今何歳?
現在の西暦:2026年
生まれ年:2018年
現在の年齢:8歳
誕生日前なら:7歳
2026年なら8歳前後。小学校低学年の年齢です。
学校入学・卒業タイミング
小学校入学:2024年(令和6年)
小学校卒業:2030年
中学校卒業:2033年
高校卒業:2036年
この頃の教育環境はデジタル化が進んだ学校になる可能性が高く、タブレット教育、オンライン教材、プログラミング教育などが当たり前の環境になっています。
2017年・2019年生まれとの違い
2017年の出生数は約94万人、2018年は約91万人、2019年は約86万人。出生数の減少が急速に進んでいた時期に生まれた世代です。
この人口構造は、教育制度、労働市場、社会保障など、日本社会のあらゆる制度に影響を与えると考えられています。
2018年生まれの人生フェーズ総括
2018年生まれの人生は、おそらく次のような時代の流れの中で進んでいきます。
2030年代:AI社会の本格化
2040年代:人口減少社会の加速
2050年代:新しい産業革命
技術は急速に進歩し、人口は急速に減少する——。この二つが同時に進む社会は歴史的にも珍しい状況です。
もしあなたが2018年生まれなら、あなたが30歳になる頃、AIと人間はどんな関係になっているでしょうか。助手でしょうか。パートナーでしょうか。それとも完全に共存した社会でしょうか。
その答えを作るのは、おそらくこの世代です。