結婚は何歳からできる?日本の婚姻年齢【2022年民法改正で男女18歳に】
「結婚って何歳からできるの?」
高校生カップル、大学生、国際結婚を考えている人など、この疑問を検索する人は意外と多くいます。
結論から言うと、現在の日本では男女ともに18歳から結婚できます。
ただし、このテーマには少しややこしいポイントがあります。
- 昔は男女で結婚できる年齢が違った
- 成人年齢と結婚年齢の関係が混同されやすい
- 2022年の民法改正でルールが変わった
つまり、「結婚は18歳から」という一言だけでは、制度の全体像まではわかりにくいのです。
この記事では、日本では何歳から結婚できるのか、民法改正で何が変わったのか、成人年齢との違いなどを、初めて見る人にもわかりやすく解説していきます。
結婚は何歳からできる?現在の法律
まず、日本の結婚年齢について、現在の法律を整理しておきましょう。
2022年4月の民法改正により、日本の婚姻年齢は次のように統一されました。
| 性別 | 結婚できる年齢 |
|---|---|
| 男性 | 18歳以上 |
| 女性 | 18歳以上 |
つまり、現在は男女ともに18歳以上であれば結婚できるというのが日本のルールです。
実はこれは比較的最近変わった制度です。以前は「男性18歳・女性16歳」と、男女で婚姻できる年齢が異なっていました。
しかし、男女平等の観点や国際的な基準との整合を踏まえ、2022年の民法改正によって現在の形に改められました。
日本では結婚は18歳から可能
現在の日本では、18歳以上であれば法律上結婚できます。これは男女共通です。
- 男性:18歳以上
- 女性:18歳以上
18歳以上であれば婚姻届を提出できますが、逆に言えば18歳未満は結婚できません。
たとえば17歳や16歳では、本人同士が結婚を望んでいても、日本の法律上は婚姻は認められません。
そのため、高校生カップルなどが「今すぐ結婚したい」と考えても、少なくとも18歳の誕生日を迎える必要があります。
2022年の民法改正で婚姻年齢が変更
日本の結婚年齢は、長い間「男女で違うルール」が続いていました。
| 時期 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 2022年以前 | 18歳 | 16歳 |
| 現在 | 18歳 | 18歳 |
以前は女性の方が早く結婚できる仕組みでしたが、この制度は男女平等の考え方や国際的な基準などを踏まえて見直され、現在は男女とも18歳に統一されています。
成人年齢との関係
混同しやすいのが「成人年齢」と「結婚年齢」の関係です。
日本では2022年4月から、成人年齢も20歳から18歳へ引き下げられました。
| 項目 | 年齢 |
|---|---|
| 成人年齢 | 18歳 |
| 結婚可能年齢 | 18歳 |
| 飲酒 | 20歳 |
| 喫煙 | 20歳 |
現在は成人年齢と婚姻年齢が同じ18歳になっていますが、飲酒や喫煙などは引き続き20歳からです。
年齢ごとに何ができるのかまとめて確認したい場合は、 年齢でできること一覧ツール もあわせて見ると整理しやすいです。
改正前は何歳から結婚できた?
「結婚は18歳から」と聞くと、昔からずっとそうだったように思う人もいるかもしれません。
しかし実際には、日本の婚姻年齢は2022年の民法改正で大きく変わりました。それ以前は、男女で結婚できる年齢が異なっていたのです。
ここでは、改正前の結婚年齢と、その背景をわかりやすく整理します。
改正前の婚姻年齢
2022年4月より前の日本では、婚姻できる年齢は次のように定められていました。
| 性別 | 結婚できる年齢 |
|---|---|
| 男性 | 18歳以上 |
| 女性 | 16歳以上 |
つまり、以前は女性の方が2年早く結婚できる制度でした。
たとえば、16歳の女性と18歳の男性であれば、法律上は結婚することができました。
このルールは明治時代の民法から長く続いていたものです。しかし、社会の変化とともに、制度も見直しが必要とされるようになりました。
なぜ女性の婚姻年齢が引き上げられたのか
女性の婚姻年齢が16歳から18歳に引き上げられた理由は、大きく分けると2つあります。
1つ目は、男女平等の考え方です。男女で婚姻年齢が違うことは、法制度として不均衡だと考えられるようになりました。
2つ目は、国際的な基準に合わせる必要があったことです。世界では、男女とも18歳以上を結婚年齢の基準とする国が多く、日本の旧制度はやや特殊でした。
こうした背景から、日本でも男女とも18歳へ統一され、現在の制度になっています。
18歳未満は結婚できる?
「じゃあ17歳なら?」「高校生でも結婚できるの?」という疑問もよく検索されています。
結論から言うと、18歳未満は日本では結婚できません。
どのような事情があっても、現在の法律では婚姻は認められていません。
高校生は結婚できる?
18歳未満の高校生は結婚できません。日本の婚姻年齢は18歳以上と定められているためです。
そのため、17歳や16歳の高校生は、たとえ本人同士が結婚を望んでいても婚姻届は受理されません。
ただし、18歳になっていれば高校生でも法律上は結婚できます。
- 高校3年生で18歳になっている
- 誕生日を迎えて18歳になった
このような場合は、法律上の婚姻は可能です。
未成年の結婚に親の同意は必要?
これも気になる人が多いポイントですが、現在は親の同意は必要ありません。
以前は未成年が結婚する場合、父母の同意が必要でした。しかし、2022年の民法改正で成人年齢が18歳になったため、18歳・19歳は法律上の成人となり、婚姻に親の同意は不要になりました。
つまり現在のルールは、18歳以上なら結婚可能で、親の許可も不要という形です。
18歳で結婚する人は多い?
法律上は18歳から結婚できますが、実際に18歳で結婚する人は多くありません。
日本では結婚年齢が上がる傾向が続いており、平均初婚年齢はおおよそ次の通りです。
- 男性:約31歳
- 女性:約29.8歳
そのため、制度としては18歳から結婚できても、実際には20代後半から30歳前後で結婚する人が多いのが現状です。
日本の平均結婚年齢
「結婚は18歳からできる」と聞くと、若いうちに結婚する人が多いように感じるかもしれません。
しかし実際の日本では、18歳で結婚する人は少数派です。近年は晩婚化が進み、多くの人が20代後半から30代にかけて結婚しています。
日本の平均初婚年齢
日本の平均初婚年齢は年々高くなる傾向があり、現在は次のような水準です。
- 男性:約31.1歳
- 女性:約29.8歳
法律上は18歳から結婚できますが、現実には30歳前後で結婚する人が多いことになります。
背景には、大学進学率の上昇、就職後に生活を安定させたいという考え方、キャリアを重視する人の増加などがあります。
結婚する人が多い年齢
統計全体で見ると、日本では次の年代に結婚する人が多い傾向があります。
- 女性:26歳〜30歳
- 男性:28歳〜32歳
特に目立つのは、いわゆる20代後半の結婚です。社会人として経験を積み、収入や生活基盤が整ってきたタイミングで結婚を考える人が増えるためです。
20代と30代どちらが多い?
結論から言うと、結婚する人が最も多いのは20代後半ですが、30代で結婚する人もかなり多くなっています。
- 20代前半:まだ少ない
- 20代後半:最も多い
- 30代前半:かなり多い
- 30代後半以降:徐々に減少
つまり、法律上の婚姻年齢は18歳でも、実際の結婚のボリュームゾーンは20代後半から30代前半と考えるとイメージしやすいでしょう。
世界では何歳から結婚できる?
結婚できる年齢は国によって少しずつ異なります。ただし、多くの国では18歳が一つの基準になっています。
ここでは代表的な国の例を簡単に見ていきましょう。
アメリカの結婚年齢
アメリカでは州ごとにルールが異なりますが、一般的には18歳以上で自由に結婚できる州が多いです。
一方で、州によっては親の同意や裁判所の許可があれば18歳未満でも結婚できる場合があり、日本より制度が複雑です。
韓国の結婚年齢
韓国では、男女とも18歳以上が基本とされています。
ただし、日本とは細かな手続きや要件が異なる場合があるため、国際結婚を考える場合は相手国の制度確認が欠かせません。
日本との違い
世界的に見ると、結婚年齢には次のような傾向があります。
- 多くの国では18歳以上が基準
- 一部の国では親の同意があれば未成年婚が可能
- 宗教や文化の影響で制度が異なる国もある
日本の制度は比較的シンプルで、現在は男女とも18歳以上なら結婚可能という明確なルールになっています。
結婚年齢に関するよくある質問(Q&A)
結婚できる年齢については、制度変更の影響もあって疑問に思う人が多いテーマです。ここでは検索されやすい質問をQ&A形式で整理します。
Q. 17歳で結婚することはできる?
いいえ、17歳では結婚できません。日本の法律では、婚姻できる年齢は男女とも18歳以上とされています。
そのため、17歳や16歳など18歳未満の場合は、事情にかかわらず婚姻届は受理されません。
Q. 18歳なら高校生でも結婚できる?
はい。18歳になっていれば、高校生でも法律上は結婚できます。
ただし、学業や生活費、卒業後の進路などを考える必要があるため、実際には慎重に判断されることが多いです。
Q. 親の許可なしで結婚できる?
現在の日本では、18歳以上であれば親の同意なしで結婚できます。
成人年齢が18歳に引き下げられたことで、18歳・19歳は法律上の成人となり、婚姻に父母の同意は不要になりました。
Q. 国際結婚の場合の年齢は?
国際結婚の場合でも、日本で婚姻届を出すなら日本側では18歳以上が基準になります。
ただし、相手国の法律によって結婚年齢や必要書類、同意要件が異なることがあるため、両国の制度を確認することが大切です。
まとめ:結婚は18歳から可能(男女共通)
日本の結婚年齢は、2022年の民法改正によって大きく変わりました。
現在のルールを整理すると、次の通りです。
- 日本の結婚年齢は18歳以上
- 男女差はなくなり、男女とも18歳に統一
- 18歳以上なら親の同意なしで結婚可能
- 18歳未満は結婚できない
つまり、日本では18歳から結婚できる制度になっています。
ただし実際の平均初婚年齢は、男性約31.1歳、女性約29.8歳と、法律上の婚姻年齢よりかなり高いのが現状です。
結婚は、法律上できる年齢だけでなく、生活や仕事、将来設計なども含めて考える大きな人生の選択です。制度を正しく理解したうえで、自分たちに合ったタイミングを考えることが大切です。
※本記事の内容は掲載時点の法令・制度をもとに作成しています。制度は改正される場合があるため、最新情報は公的機関・公式サイトでもご確認ください。
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